宮城県・仙台には青いだるまがあるのだそうです。仙台のだるまが青いのはなぜでしょうか?その理由や赤いだるまとの違いなど、気になることをまとめてみました。
なぜ青いだるまなのか?
仙台には「松川だるま」と呼ばれる青いだるまがあります。
全体が青いわけではなくて、顔のまわりに青い装飾があると言ったほうがいいかもしれません。
伊達藩の藩士である松川豊之進が天保の頃に作ったことを始まりとする説が濃厚のようです。
「仙台張子」という技法で作られています。
赤ではなく青を採用している理由は、正確にはわからないようですが
青が「武士にとって高貴な色であったから」とされています。
確かになんとなく、青のほうが凛々しく見えるかも?
赤いだるまとの違いは?
誰もが想像する赤いだるまと「松川だるま」との違いは色だけではありません。
はじめから両目が入っている
だるまといえば願いを込めて片目を書き入れ、願いが叶ったときに残りの目を入れるのが普通だと思いますよね。
「松川だるま」は、はじめから両目が入ってるんです。パッチリと。
だから、なんとなく売り場にある姿も可愛らしく見えるんです。
おなかの模様が派手
赤いだるまのおなか部分の模様を思い浮かべてみると、印象薄くないですか?
金色の筋が入っているだけだったり、文字が書かれていたり。
「松川だるま」のおなかの模様は派手!七福神が描かれることが多いようです。
いろんなご利益がありそうですね。
スリム体型
だるまといえば、ズドンと丸い体型が普通です。(赤いだるまは)
「松川だるま」はなんとなく少しスリム体型なことにお気づきでしょうか。
まとめ
以上、仙台の青いだるま「松川だるま」についてまとめてみました。
だるまは赤いだるまだけだと思っていましたが、青いだるまがあったということで、もしかして他の色のだるまもあるのでは?と考えてしまいますね。
探せばどこかにあるのかもしれません。