ヒスイってどんな石?種類はどんなものがあるの?買うといくらくらい?

ヒスイとはどのような石なのでしょうか。種類はどのようなものがあるのか?買うといくらくらいの宝石なのでしょう?など、気になることをまとめてみました。

目次

ヒスイ(翡翠)ってどんな石?

ヒスイ(翡翠)という言葉は、昔中国では「カワセミ」を指す言葉だったそうです。カワセミの背側と腹側の羽の色の美しさに例えられたと言われています。これが、日本語の「ヒスイ」の由来です。

カワセミ・・・羽の色がとても美しい

英語では、ジェード(jade)と呼ばれます。ラテン語の「脇腹、腰」などから派生した言葉です。ヒスイをお腹や腰にあてると痛みが軽減したことなどに由来しているといわれています。

ヒスイの石言葉は、「健康、長寿、繁栄、幸福」となっています。中国では王様が持つ石として、古くから儀式などに使われていました。

日本では5月の誕生石とされています。5月の誕生石として有名なものは「エメラルド」ですが、ヒスイは日本だけで5月の誕生石として扱われています。

また、2016年には日本の国石に指定されています。

どんな種類があるの?

硬さの違い

ヒスイは硬度の違いで、大きく2種類に分けられています。より硬度の高いほうをジェダイト(硬玉)、それよりも柔らかいほうをネフライト(軟玉)と呼んでいます。

日本で宝石として価値が高いのはジェダイト(硬玉)です。ネフライトと区別して「本翡翠」と呼ばれているようです。

色の違い

美しい緑色を「ヒスイ色」と呼ぶほど、「ヒスイは緑色の宝石」というイメージが強いですよね。実は、ヒスイにはさまざまな色があります。白、赤、橙、青などの色があり、見た目だけではヒスイとはわからないでしょう。

鉄分を多く含んだり、チタン、カーボンなどが混ざっているとそれぞれに色の異なるヒスイとなります。

一般的に流通しているのは、やはり緑色のヒスイですね。ヒスイは翡翠色じゃないと!ということですね。また、混じりけのない白一色のヒスイも貴重なものとして人気があります。

買うといくらくらい?

では、ヒスイの価格の相場はどのくらいなのでしょう。

調べてみたところ、ピンキリです!ごめんなさい。

「琅玕(ろうかん)」と呼ばれる品種が最高品種とされていることはわかりました。とろみのある緑色で透明感が高く、表面にテリがあるのが特徴です。

価値のあるものとされるヒスイの特徴についてまとめてみます。

色むらが少ないもの
緑色が濃いもの
透明感があるもの
人口処理が施されていないもの

購入時に注意したい点もまとめてみました。

光に透かしてみて気泡などがないか(気泡があれば人工物)
色むらがあるかどうか(全くないのは人工物)
色が揃ったものばかり並んでいないか(本物は石のどこを使うかで色が異なる)

人工物や別の石を「ヒスイ」として販売している場合もあるようなので注意が必要です。

まとめ

以上、ヒスイについて調べてみました。

  • ヒスイの名前の由来は「カワセミ」
  • 硬さの違いによる2種類のヒスイがある
  • 色は緑色だけではなく、様々なものがある
  • 濃い緑色や透明感があるものは価値が高い
  • 染色されたものや人工のものも売られているので要注意

などがわかりましたね。

価値の高いヒスイを手に入れたいと思っても、素人に本物かどうかを見分けるのは難しいです。購入する場合は信頼できるお店を探すか、鑑定書付きのものを購入するのが望ましいですね。

 

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この記事を書いた人

子育て中の40代主婦です。

テレビを観ることや情報収集が
三度の飯と同じくらい好き。

このブログでは
今知りたいこと・出かけてみたい場所について、わかりやすくまとめることを目指しています。

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