新型コロナの感染者の全数報告が見直された後、正しく感染状況を把握する方法はないのか?京都大学の西浦教授らのグループが立ち上げたウェブサイトが話題になっています。どんなサイトなのか?気になることを調べてみました。
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「メタコビ」は感染者情報収集サイト
このウェブサイト「メタコビ」は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する分析と対策の改善を目的としたデータドネーション(寄付)プラットフォームです。
引用:感染者情報収集サイト「メタコビ」
京都大学大学院医学研究科環境衛生学分野の西浦博教授らが開発し、維持・運営を行っています。皆さんの接触や感染、身近な伝播、後遺症に関する情報を収集し、集積したデータを分析するとともに、更なる研究開発のためにデータをオープン化して共有します。皆さまのご協力をお願いいたします。
実際のサイトがこちらです
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感染者の状況を把握し分析することが目的
2022年9月26日(月)から医療機関に詳しい報告を求める対象が、重症化リスクの高い人に限定されます。
京都大学の西浦教授らのグループは、全数把握に代わる感染者情報の分析を続けたいと「メタコビ」を立ち上げました。
データが多数集まれば、感染が広がるスピードや社会全体の感染の状況など、詳しい分析をできるといいます。
入力項目は複数あり
「メタコビ」では感染した人などに複数項目の入力を求めています。
- 発熱などの症状が続いた期間
- ワクチンの接種
- 後遺症の有無など
- 人との接触状況について
これらの情報と自治体からの報告と合わせて、感染状況の詳しい分析を目指しています。