9月の第3月曜日は「敬老の日」ですね。敬老の日のプレゼントって誰が誰に贈るもの?敬老の日を祝うのは何歳から?プレゼントは何にしよう?と悩むことありますよね。敬老の日を楽しく迎えてもらうために、気になることをまとめてみました。
誰から贈るのがいいの?
一般的には、敬老の日は孫から祖父母へ、プレゼントやお手紙を贈るのが良いと言われています。
ただ、とくに決まりがあるわけではありません。
地域でお祝いの行事が催されて、紅白饅頭が配られることもありますよね。
みんなで年配者を敬う日なので誰からお祝いしても良い、ということになります。
孫からプレゼントをする理由は、そのほうがおじいちゃんおばあちゃんが喜ぶからではないでしょうか。
何歳からお祝いするの?
敬老の日を祝うのは何歳からがいいのか、迷うところですよね。
高齢者とは何歳からのことでしょうか?
国連の世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としています。
このことから、「敬老の日は65歳から」という考えもあります。
ですが、あくまで参考程度で構わないでしょう。
なぜなら、近年の65歳はとても若くて「高齢者」とは思えない場合もありますし、65歳未満でもお孫さんがいて「おじいちゃんおばあちゃん」と呼ばれている方もいるからです。
ちなみに、私の地域では70歳以上の住民の方に「紅白饅頭」が配られます。
好ましくないプレゼントはある?
敬老の日を祝うのに、縁起が悪いものは避けたいですよね。
とくに年配の方は縁起や迷信といった昔からの言い伝えを気にする方も多いため、気をつけたいものです。
避けたほうが良いとされているもの
・鉢物の植物
・お茶
・文房具、時計
・寝具、パジャマ
・ハンカチ
・下着、靴、靴下
ひとつひとつ、理由を見ていきましょう。
・鉢物の植物
「根付く」→「寝付く」→「寝たきり」と連想してしまうため
・お茶
お茶は香典返しによく使われ、「死」や「別れ」を連想させるため
・文房具、時計
勉強や仕事に関係するもので「もっと働け」というメッセージを連想させるため
・寝具、パジャマ
それらを使って寝る「死」や「寝たきり」を連想させるため
・ハンカチ
漢字で書くと「手巾(てぎれ)」→「手切れ」を連想させるため
・下着、靴、靴下
「下につける」という意味から「踏みつける」「下にみている」「足蹴にする」と連想させるため
孫からのプレゼント
孫からのプレゼント、といっても実際には娘・息子が用意することになりますよね。
孫が作ったものや、孫の写真を使ったプレゼントを選ぶ方が多いようです。
保育園や幼稚園に通っていれば、なにか作品を持ち帰ってきますので、
そのままお菓子などを添えて贈ると喜ばれるのではないでしょうか?
また、孫が赤ちゃんや未就園児の場合は、写真を使用した市販品を送るのも楽しいですね。
まとめ
以上、敬老の日のお祝いについてまとめてみました。
気をつける点が多くて大変だと感じられたかもしれません。
ですが、大切なのは気持ちです。
お互いの親密度や関係性によっても適切なプレゼントは変わってくると思います。
また、最近では「終活」として持ち物を減らしている高齢者も多いので、残るものよりも一緒に何かを体験する機会やお食事などが喜ばれるかもしれません。
プレゼント選びは、相手の状況をよく知ることから始めると良いのではないでしょうか。