青森・田舎館村の田んぼアート、2022年の見頃はいつからいつまででしょうか?田舎館村の田んぼアートは2つのテーマが楽しめる?歴史が長いって本当?など、気になる詳細をまとめてみました!
田舎館村の田んぼアート
異なる色の稲を使って、絵を描き出す田んぼアート。青森県中央部・津軽平野にある田舎館村では、毎年田んぼアートが実施されています。全国でもいろんな場所で田んぼアートが見られますが、田舎館村の特徴は何でしょうか?詳細を調べてみました。
見頃はいつからいつまで?
例年7月中旬~8月中旬が一番の見頃となります。稲の色どりの鮮やかさを楽しみたいなら、この時期に訪れるのが良いでしょう。
ただし、田んぼアートの見頃は、何を重視するかによって異なります。
5月下旬~10月上旬の期間中、稲の色づき方が変化するからです。
9月~10月頃には稲が色づき、落ち着いた色合いの田んぼアートを楽しむことができますよ。
会場は2つあり開催期間やテーマが異なる
田舎館村の田んぼアートは第1田んぼアートと第2田んぼアートの2つの会場に分かれています。
2つの会場の間には無料シャトルワゴンが運行していて、会場間を約10分で移動することができます。
寅さんの石アートもあるんですね!
第1田んぼアート「モナリザと湖畔」
- 開催期間 2022年5月30日(月)~10月10日(月祝)
- 観覧場所 田舎館村展望台(田舎館村役場):4階展望デッキ ※6階天守閣は閉鎖
左右の田んぼに分かれて、左側が「モナリザ」右側が「湖畔」となります。
2003年にも「モナリザ」がテーマに選ばれていましたが、2022年に再度選ばれました。最新の技術でつくる「モナリザ」と以前の「モナリザ」を比較する楽しみもありますね。
「湖畔」は、国の重要文化財に指定されている黒田清輝の作品ですね。
第2田んぼアート「縄文から弥生へ」
- 開催期間 2022年6月11日(土)~10月10日(月祝)
- 観覧場所 弥生の里展望所(道の駅いなかだて「弥生の里」内):展望所北側より観覧可
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたこと、弥生時代の水田跡が発掘されたことを記念して、このテーマが選ばれたようです。
開館時間・入館料は両会場共通
- 開館時間 午前9時~午後5時(最終入館 午後4時30分)
- 入館料 大人(中学生以上)300円
小人(小学生)100円
未就学児(小学生未満)無料
田舎館村田んぼアートの楽しみ方
ライブカメラで観察
田舎館村田んぼアートは、自宅にいながらライブカメラで観られます。目を凝らしてみると、稲が風にそよぐ姿まで観察することができますよ。
稲が植えられたところから、日記のように記録が残っているので、変化を楽しむこともできます。
田んぼアート駅を使おう
「田んぼアート駅」、そのまんまの名前です。第2田んぼアート会場までは徒歩1分です。
こちらの駅、昼間しか停車しません。朝と夕方以降は通過してしまいます。さらに、12月1日から3月31日までの冬期間は関係施設閉鎖のため、終日田んぼアート駅には停車しません。(冬の田んぼアート期間中を除く)
レア感たっぷりの「田んぼアート駅」を利用してみるのも楽しいですね!
冬の田んぼアートもある
冬には雪を踏み固めて模様を描く「冬の田んぼアート」も実施されます。2022年2月は残念ながら中止となってしまいました。2023年には実施できるといいですね!
田舎館村田んぼアートの歴史は長い
田舎館村の田んぼアートは、なんと今年で29回目となります!
田んぼアートの元祖は、この田舎館村のものだと言われていますので、歴史も一番長いのでしょう。
田んぼアートが始まった1993年には3色の稲が使われていましたが、今では7色もの稲が使われているそうです。29年の間にそのノウハウや測量技術はどんどん向上してきました。
まとめ
以上、青森・田舎館村の田んぼアートについてまとめてみました。
- 一番の見頃は7月中旬~8月中旬
- 9月~10月にも雰囲気の異なる見頃がある
- テーマは「モナリザと湖畔」「縄文から弥生へ」
- 会場は2つに分かれている
- ライブカメラで毎日観察できる
- 田んぼアート駅がある
- 田舎館村の田んぼアートは歴史が長い
現地に行って実物を見るのが一番ですが、まずは、ご自宅でライブカメラの映像を見て楽しんではいかがでしょうか?