次に流行するスーパーフードとして「はだか麦」が注目を集めています。あまり聞きなれない「ハダカ麦」とはどんな麦なのでしょうか?どうして注目されているのか?おすすめの食べ方(レシピ)は?どこで買えるのか?など、まとめてみました。
はだか麦ってなに?
「はだか麦」は大麦の一種で、大麦のなかでも皮がはがれやすい性質のためにそう呼ばれています。対して、皮がはがれにくい大麦は「皮麦」と呼ばれています。
「はだか麦」は日本で昔から栽培されてきたものですが、最近は加工されて麦みそや焼酎の原材料として使われることが多くなっていました。
麦ごはんといえば、白米に押し麦を混ぜて炊いたものですが、市販の押し麦のほとんどは「皮麦」の六条麦を使用したものだそうです。
「はだか麦」は今、含まれる栄養や食物繊維の多さなどで再び注目されています。
食物繊維は、白米の約20倍、サツマイモの4倍も含まれているとのこと。豊富な水溶性食物繊維β-グルカンが腸内環境を整えると期待されています。
「はだか麦」の生産量日本一は愛媛県となっているんですよ。
おすすめの食べ方(レシピ)
麦にも米と同じようにうるち性ともち性があり、「はだか麦」はうるち性の大麦です。粘り気は少なく、ぷりぷりとした食感が楽しめます。
お米と一緒に炊いて食べる
白米1合につき、2~3割(大さじ2~3)の「はだか麦」を混ぜるくらいがおいしい麦ごはんの配合です。水加減は白米のみのときより少し多めにします。いつも通りに炊いて食べます。
ゆでた後にトッピングなどとして使う
「はだか麦」大さじ5を、たっぷりのお湯で15分ほどゆでてから使います。サラダのトッピングにしたり、スープに混ぜたり、ハンバーグに混ぜたりすると食感がよくなります。
製粉されたものをお菓子の材料として使う
製粉された「はだか麦」はお菓子の材料に混ぜて使うことができます。おからと混ぜてクッキーすれば、ダイエットスイーツにもなりますね。
また、パン用に「はだか麦」を配合されたものも販売されているので、パン作りにも簡単に使えますよ。
どこで買えるの?
「はだか麦」と名前のついた商品はスーパーなどの店頭ではなかなか見かけませんが、オンラインならいろんなお店があり、選び放題です。
専門店(オンラインショップ)
愛媛県産はだか麦を扱う専門店はたくさんあります。いくつか挙げてみました。
石川商店 | 雑穀単品の量り売りがあり、いろんな麦の食べ比べもできます。 |
西条市場 | 地元愛媛県のお店。愛媛県産はだか麦100%の押し麦やシリアル感覚で食べられるお菓子もあります。 |
マルサンパントリー | 製菓材料のお店。愛媛県産のはだか麦粉の販売があり、レシピも豊富です。 |
楽天
Amazon
まとめ
以上、スーパーフードとして注目されている「はだか麦」についてまとめてみました。
- はだか麦は皮がはがれやすい麦(大麦の一種)
- 白米に混ぜて食べたり、ゆでたものをおかずなどに混ぜても使える
- 製粉されたものもあり、製菓材料に使える
- オンラインショップ(楽天など)で買える
白米に少しだけ「はだか麦」を加えてみるところから始めるといいかもしれませんね。毎日の食卓に取り入れたいものです。