2022年7月から放送の「家庭教師のトラコ」ですが、この題名の響き、文字を見て、ピン来た方も多いですよね?「家庭教師のトライ」じゃないか!と。この2つに何か関係性があるのか、気になったのでまとめてみました。
「家庭教師のトラコ」とは
志望校合格率100%を謳う家庭教師のお話です。ただ、家庭教師であるトラコは、勉強は教えません。なぜなら、「家庭」の教師だからです。
合格率100%の家庭教師トラコが教えるのは、受験の攻略法・・・かと思いきや、実は「正しいお金の使い方」という生きていく上で大切な人生(社会)の攻略法を教えるという部分を表現している。
引用:「家庭教師のトラコ」公式HP
脚本家は遊川和彦さん
脚本家の遊川和彦さんは、笑って泣けるヒューマンドラマを数多く手掛けることで知られています。
作品の題名を見ていると、いくつかの作品に法則があることに気づきます。
いくつか例を挙げてみます。
「家政婦のミタ」
市原悦子さん主演で有名な「家政婦は見た!」シリーズをもじって「家政婦のミタ」。
松嶋菜々子さんが主演を務め、「承知しました」「それは業務命令でしょうか」「それはあなたが決めることです」などのドラマ上の決まり文句が流行しましたね!
「過保護のカホコ」
高畑充希さん主演のドラマ「過保護のカホコ」は、過保護に育てられた箱入り娘がある青年との出会いをきっかけに成長する物語。
「カホコ」は高畑充希さんが演じる女の子の名前です。
「同期のサクラ」
こちらも高畑充希さん主演のドラマです。もともとは軍隊で同期生を称える言葉である「同期の桜」をもじって「同期のサクラ」。高畑充希さんが、一風変わった同期である北野サクラを演じていますね。
遊川さん作品の題名の法則
もうお気づきかと思います。遊川さんの作品には、「〇〇の△△(カタカナ)」という題名が多いんですよね。
この流れでいくと、「家庭教師のトラコ」も単にこの法則に従っただけ?ではないかと推測します。
「家庭教師のトライ」
ハイジのCMで有名な「家庭教師のトライ」。「まさかハイジやおんじがそんな発言を!?」という茶目っ気たっぷりなCMで楽しませてくれますよね!
世の中の何かを風刺するような手法のCMは、ユーモアたっぷりです。
現代社会や家族像をドラマで描く遊川さんの手法と、どこか似ているところがあると思いませんか?
まとめ
ドラマ「家庭教師のトラコ」と「家庭教師のトライ」の間に何か関係があるという事実はみつかりませんでした。
普段から「〇〇の△△(カタカナ)」という題名をつけることが多い遊川さん。そんな遊川さんが家庭教師をテーマにしたドラマを描こうとしたときに、「家庭教師のトライ」がふと頭に浮かんだ?と考えるのが自然かもしれませんね。
「家庭教師のトラコ」バージョンのCMなんてできたら、これまた話題になりそうですよね。