池田エライザさん演じるOL春野藤(はるの・ふじ)が、田口トモロヲさん演じる中年の建築模型士・植草千明(うえくさ・ちあき)と「乙女建築」巡りをする物語「名建築で昼食を」の続編が関西を舞台にして戻ってきました。
毎回テーマとなる名建築やランチの情報・あらすじをまとめていきます。
ロケ地
大阪市中央公会堂
1918年竣工
設計:岡田信一郎(原案)・辰野金吾・片岡安
「大阪のシンボルに行きませんか?」の千明の誘いに、藤はすぐに行先がわかりました。
大阪市中央公会堂の中でも「中集会室」は、天井画や壁画、ステンドグラスに和の要素を大切に表現しながらも、洋の建築様式にうまく融合していて、独特の世界観をみせてくれます。
大阪府立中之島図書館
1904年竣工
設計:野口孫市・日高胖
外観は太い柱がギリシャ神殿のようなのに、中に入ると静かで落ち着いた空間が広がります。
2人は見学には時間をかけず、ここを訪れた目的であるランチに向かいます。
大阪府立中之島図書館公式HP
大阪府立中之島図書館Googleマップ
ランチ情報
スモーブローキッチン ナカノシマ
中之島図書館の2階にあるスモーブロー専門店。
「スモーブロー」とはデンマークの伝統的な家庭料理のこと。
いろんなものをのせて食べるので「デンマークのお寿司」と呼ばれているそうです。
千明は「季節野菜と魚介のスモーブロー」を、藤は「季節のおすすめスモーブロー」をいただきます。
あらすじ
散歩中に再び「挨拶しない男」と遭遇した千明(田口トモロヲ)。その男と目が合ってしまうのだが…。そして藤(池田エライザ)の元にはそんな千明からランチの誘いが入る。
二人が向かったのは大阪のシンボル、ネオルネッサンス様式の美しい外観をもつ大阪市中央公会堂。岡田信一郎の設計案を基に、辰野金吾と片岡安が仕上げ、1918年に完成した。
そのスケールの大きさ、シャンデリアやステンドグラスなどの美しい装飾に息をのむ2人。
ランチは隣にある中之島図書館のカフェで北欧の郷土料理スモーブローをいただくことに。今回の大阪での滞在を振り返る藤と千明。新しい経験を経てちょっとだけ成長を感じた二人であった。
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まとめ
名建築のすばらしさは言うまでもありませんが、
台詞のひとつひとつに、ハッと気づかされることの多いドラマでした。
「腹の立つ原因って、相手じゃなくて、実は自分にあるってわかったよ」
千明の言葉は深すぎます・・・。
電池のもちが悪いと言われる千明、漏電してると言われる藤。
似たものどうしの名建築めぐり、続編を期待したいです!